仙台生まれ。5歳からヴァイオリンを始める。1991年渡英しロンドン大学で政治学を学んだが、93年から王立音楽院 (RAM)ヴァイオリン科で学ぶ。RAM在学中に自ら"Chamber -Orchestra Ludwig"を結成し、2年間にベートーヴェンの交響曲全曲を含む20回あまりの演奏会を独力で企画・運営・指揮し英国音楽界の注目を集めた。96年イギリス室内管弦楽団(ECO)定期公演で正式デビュー。この成功によりECOのアソシエート・コンダクターに就任。
これまでに、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、オランダ放送交響楽団、ボストン室内管弦楽団など数多くのオーケストラ に客演を重ねている。日本でも札幌交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団などに客演。
2003年母校王立音楽院とエリザベス女王からこれまでの活躍に対して表彰を受け、王立音楽院会員(ARAM)の称号を与えられた。06年秋にはプラハ・フィルハーモニアと共演したEMIへのデビューCDがリリースされた。8年間のパリ在住を経て、14年帰国。引き続き海外での演奏も活発におこないながら、国内でのますますの活躍が期待されている。
2016年4月から2019年3月まで札幌交響楽団指揮者。
PMFには2013年以来、2回目の参加。

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