ライプチヒ・フェリックス=メンデルスゾーン=バルトルディ音楽大学にて声楽(ゴットホルト・シュヴァルツ、ハンス=ヨアヒム・バイアーに師事)、発声生理学および音楽史を学んだ後、歌手国家試験に合格。1990年より1997年までライプチヒ歌劇場と契約し、その間バロックから現代に至るまでの様々なジャンルにおいてハンス=ヨアヒム・ヘルツ、ジョージ・タボリ、イシュトヴァーン・サボー、ルート・ベルクハウス、ヴィリー・デッカー、ジャンカルロ・デル・モナコ、ジョン・デュー等の演出による多数の公演、ならびにクルト・マズーア、ローター・ツァグロセク、イルジー・コウト、ウド・ツィンマーマンおよびエド・デ・ワールト指揮による数多の公演に出演。また、イエルサレム、アムステルダム、ユトレヒトにて客演。なお、この間VARA(オランダ)ならびに中部ドイツ放送(MDR)と数多くのテレビおよびラジオ制作に携わる。

1997年より東京に在住し、母語としての日本語と音楽ドイツ語を基に、舞台とコンサートのための応用専門語として、日本の若手歌手にドイツ語およびラテン語の声楽発音法の指導を専門的に行ってきた。爾来数多くのコンサートおよび舞台制作において合唱団やソリスト(サイトウ・キネン・フェスティバル、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京オペラシンガーズ等)の発音および解釈の指導を行っている。


日本における出演:
2003年:井上道義指揮日本フィルによる「ナクソス島のアリアドネ」執事長役(すみだトリフォニーホール) 2006年:大友直人指揮東京交響楽団による「グレの歌」語り手(京都コンサートホール/サントリーホール) 2013年:沼尻竜典指揮トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズによる「魔弾の射手」ザーミエル役および語り手 2014年:高橋直史指揮ポロニア・チェンバーオーケストラによる「ナクソス島のアリアドネ」執事長役(新国立劇場)。

1998年よりNHKラジオおよびテレビ ドイツ語講座においてモデレーター、歌手、ナレーターとして出演。2004年より友愛ドイツ歌曲(リート)コンクール審査員を務める。

現在は武蔵野音楽大学ドイツ語および声楽発音法担当専任講師。

このアーティストの出演公演