新型コロナウイルスの影響で開催中止を余儀なくされたPMF2020。デジタルトランスフォーメーション（DX）が加速するなか、離れていても世界中の修了生や教授陣が音楽でつながり、演奏活動を行う新たな取り組みとしてPMF Connects（動画配信）を4月20日から始めました。

回を重ねるたびに“コネクツ”はプレイヤー同志のつながりから、聴く人たちへとつながり、その音楽の輪は7月10日から8月3日までオンライン開催した“コネクツ夏フェス”に。期間中は延べ87ヵ国・地域で約48,000人の皆様にコンテンツをお楽しみいただきました。ありがとうございます！
そして、このたび“コネクツ・シリーズ”のライブ化が決定し、大通公園を会場にコンサートを行います。暑い夏から秋にバトンタッチする9月最初の土曜の午後、PMF修了生たちが奏でる、とびきりのハーモニーをご堪能ください！
なお「PMF Connects LIVE！」は以降も札幌市内の様々な場所で生演奏シリーズとして開催する予定です。

オフィシャル・サポートは、PMFの趣意目的に賛同する個人が1,000円単位で若手音楽家の教育活動をサポートいただける個人寄付制度です。多くの支援者様のおかげで8年目となります。
今年は2月からアカデミー生のためにPMF2020オフィシャル・サポートの募集を始めましたが、開催中止の決定を受けて、急遽、目的と使途を「PMF運営のためのご寄付」に変更し、個人寄付を受け付けております。
現在、多くの皆様がオフィシャル・サポートを通じて2021年のPMF再開のためにご支援くださっています。

17年前のPMF2003はSARS（重症急性呼吸器症候群）の感染拡大と重なりました。結果として、それは杞憂だったと思うほどの万全の体制で臨み、音楽祭を成功裏で終えた経験があります。しかし、今回の新型コロナウイルスによる開催中止は全くもって想定外の出来事となりました。
そんなPMF始まって以来の苦しいシーズンを、変わることなく、あたたかくサポートいただきました皆様には、この場をお借りして心からの感謝と御礼を申し上げます。
現在、音楽の夏に回帰すべく、PMFの再開とファンの皆様との再会を目指していますが、大変厳しい状況が続いており、PMF2021を開催する資金の目途は立っておりません。
将来においてもPMFの事業を継続し、音楽のときめき、音楽の感動を、多くの人と分かち合いたい。
新規・追加を問わず、ご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

PMF2016のデビュー以来、大好評いただいているPMFオリジナルTシャツ。その名のとおり、アートディレクターの門間友佑さんが毎シーズン新しいグラフィックデザインを描くシリーズです。
今年のデザインコンセプトは「二大作曲家の邂逅」。生誕250周年のベートーヴェンとドン・ジョヴァンニのモーツァルトをトランプ柄で表現しています。
残念ながら、PMF2020での“めぐりあい”は叶いませんでしたが、PMFをあたたかくサポートしてくださる方への感謝と絆の印とするコミュニケーショングッズとして限定数で製作しました。

PMF2020 オリジナルTシャツ（非売品）

そこで“新時代”への船出に向けて、このTシャツのようにウィットに富んだ、明るく前向きなメッセージを大募集！応募された方の中から抽選で30名様にPMF2020オリジナルTシャツ（非売品）をプレゼントいたします。また、メッセージは9月号以降のミュージック・パートナーでご紹介させていただきます。詳しくは下記の応募要領をご覧ください。

公益財団法人 パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会