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教育プログラムの主軸=フェスティバルの見せ場
PMF2020 ハイライト
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来たる2020年は日本にとってもPMFにとっても、感動が宝物になる、きっと忘れがたい年になることでしょう。
創設から31回目となるPMF2020の主軸は、レナード・バーンスタインの情熱と音楽祭のコンセプトを体現するトップレベルのオーケストラ・スタディ。
オーディションで選抜されて世界中から札幌に集まる若手音楽家たちは、PMF独自の教育プログラムを通じて「古典」「ロマン派」「近現代」「オペラ」の演奏を経験し、大きな自信と新たな夢を胸にクラシック音楽界の精鋭として札幌から世界に羽ばたいていきます。PMFは“未来への投資”なのです。
そして、この5シーズンをパワフルに率いてきた芸術監督ワレリー・ゲルギエフが最後に挑むのは、マリインスキーのフルプロダクションでお届けするPMF史上初の本格オペラ!モーツァルトの傑作『ドン・ジョヴァンニ』で国際教育音楽祭PMFでの“ゲルギエフ・ワールド”は華々しく完結します。
オーケストラのダイナミズム、チェンバー(室内楽)の精緻、オペラの芸術性…どれも教育と高い演奏技術が必要です。教育プログラムの主軸はフェスティバルのハイライト。オーセンティックな世界だからこそ、クラシック音楽の底力と本物の魅力をPMF2020で存分にお楽しみください!
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1990年から2019年までにPMFで学んだ若手音楽家たちは、世界77ヵ国・地域から延べ3,600人以上。「ワールド・ヴォイス」は修了生がPMFの過去・現在・未来について語るコーナーです。 |
冨田 麻衣子 さん
PMF2006、2007、2019
出身国:日本(兵庫県)
所属:札幌交響楽団
楽器:ヴァイオリン |
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オーディションに合格し、アカデミー生として音楽祭に参加した当時のPMFの印象や心に強く残っていることは。 |
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PMF2006、2007に参加してオーケストラの一員として素晴らしい経験ができたことですね。教授陣や他のアカデミー生からも大いに刺激を受けて、PMFは自分の音楽人生において大きな転機となりました。
心に強く残っているのはゲルギエフ、ムーティそれぞれの最後の演奏会です。
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30回記念のPMF2019に修了生として参加し、記念碑的な演奏となったエッシェンバッハ指揮のマーラー8番に出演したときの感想を教えてください。また、この経験はプロの音楽家として活躍する現在のあなたに、どのような影響を与えていますか。 |
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エッシェンバッハが指揮台に立つだけで舞台の空気が変わり、最初の1音目から最後の音まで巨大な音楽の渦の中にいるような、圧倒的で感動的な瞬間でした。
10年ぶりに参加して、アカデミー生の情熱に刺激を受け、PMFアメリカの教授陣と一緒に演奏できたことは何にも変えがたい、かけがえのない貴重な経験となりました!
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創設者バーンスタインの思いと情熱を理念に、これからもPMFは世界の若手音楽家にチャンスを与えながら、教育活動を通じて世界の楽壇に貢献していきたいと考えています。PMFにはどんな音楽祭であってほしいですか。 |
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オーケストラを目指す世界各国の若手音楽家たちに、これからもたくさんの貴重なチャンスを与える音楽祭であり続けてほしいです。
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冨田 麻衣子(とみた まいこ)
兵庫県出身。3歳よりヴァイオリンを始める。大阪教育大学教養学科芸術専攻音楽コース卒業、同大学大学院芸術文化専攻修了。第8回クラシックコンクール全国大会入選、旭川・ウィーン国際弦楽セミナー、第16回京都フランスアカデミー、ヴィオラスペース2006、武生国際音楽祭2008などのマスタークラスを受講。レオン・シュピーラー、レジス・パスキエ、ステファン・ピカールの各氏のレッスンを受講。これまでに曽我部千恵子、小谷公子、稲垣美奈子、稲垣琢磨の各氏に師事。2008年12月より札幌交響楽団ヴァイオリン奏者。
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趣味
料理、映画、旅行
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ゲルギエフが振るPMF史上初のグランドオペラについて
読者からのメッセージをご紹介!
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先月号のミュージック・パートナーで実施しました読者プレゼントには予想以上の多くの方にご応募いただきました。皆様、ありがとうございます!
そこで今回は、たくさんの読者から寄せられた、ゲルギエフ指揮のPMF×マリインスキー・オペラ『ドン・ジョヴァンニ』に関するメッセージの一部をご紹介します。
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『いやいや、PMFもついにここまで来たか』という感じです。ドラマチックな舞台を期待しています!
(北海道岩見沢市 O. H 様)
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2019年6月にウラジオストクに行きました。今更ですがゲルギエフのロシアでの存在感を知りました。クラシック音楽界の頂点に立つ彼がPMFアカデミー生たちを率いて奏でるオペラ、待ちきれません!これ以上の幸せはありません!チケットを入手できればの話ですが…
(北海道札幌市 K. S 様)
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K. S 様、ありがとうございます。次号からのミュージック・パートナーでオペラのチケットを「早く&安く」ご購入いただける方法をビッシリご案内する予定です!
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2020年に東京公演が無いのは非常に残念です。翌年からは是非とも再開してほしい。
(埼玉県北足立郡 K. M 様)
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K. M 様、いつもPMFオーケストラの東京公演を楽しみにしてくださり、この場をお借りして心から御礼を申し上げます。様々な事情で2020年は東京公演を開催しないPMFですが、何と東京オリンピック2020が急転直下で札幌に来ることに。こうなったら、K. M 様も思い切って札幌に来ませんか??
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とても楽しみです。METライブビューイングでしか見ることができないと思っていた本格オペラを、札幌で聴くことができる、観ることができる…夢のようです!
(北海道札幌市 O. M 様)
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どんな公演になるのか想像もつきません。若者たちが情熱的に挑戦する姿を見るのが今から楽しみです。
(北海道札幌市 K. T 様)
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マリインスキー劇場の日本公演があるたびに行きたいと思いながらも、なかなか機会がなくて。でも、PMFで聴けるのなら大歓迎です!!楽しみです!!
(東京都品川区 K. I 様)
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非常に楽しみです!公演の日時が決定次第、飛行機とホテルを予約します。
(千葉県市川市 M. H 様)
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M. H 様、うれしいメッセージをありがとうございます。盛夏の札幌は観光もハイシーズンとなります。市内のホテル予約はとにかく早めがオススメです。場合によっては小樽の宿も視野に入れたほうが良いかもしれません(札幌ー小樽間の移動はJR快速で約40分)。ぜひ夏の北海道にお越しくださいませ!
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生でオペラを観るのは初めてなので、とても楽しみです。しかもゲルギエフの指揮で!頑張って早くチケット取りたいと思います。
(北海道札幌市 S. Y 様)
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祝・Amazon 販売デビュー
記念碑的な「マーラー8番」をリリース!
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レナード・バーンスタインと言えばマーラー。尊敬する先達の交響曲を若い頃から積極的に演奏・録音することで、彼はグスタフ・マーラーの作品と人生に再びスポットライトを当てたことでも知られています。
そんな彼の想いを受け継ぎ、30回記念のPMF2019では名匠クリストフ・エッシェンバッハとPMFプレミアム・オーケストラ(PMFオーケストラ、PMF修了生、PMFアメリカ(教授陣)など約130人で編成)による「マーラー8番」を企画。
エッシェンバッハ、オーケストラ、8人のソリスト、約460人の合唱団、児童合唱団など総勢600人の“ドリームチーム”はPMFの歴史に記念碑的な名演を残すとともに、夢の実現と大きな感動で、創設者バーンスタインに101歳の誕生日を祝うプレゼントを贈ることができました。
終演後は20分以上も拍手が鳴り止まなかった、あの日の響きと、感動と、熱気を固めたオリジナルCDを世界最大のECサイトAmazonで独占販売します!
この機会にお買い求めいただき、年末年始はゆっくりと演奏に耳を傾けながら「PMFのマーラー8番」と「PMFのAmazon販売デビュー」を一緒に祝いませんか??
オリジナルCDは限定枚数となります。ご決断はお早目に。
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曲目 |
第1部 讃歌:来たれ、創造者たる聖霊よ [23:47]
Ⅰ. Teil Hymnus: Veni, creator spiritus
第2部『ファウスト』第2部から最終場面 [57:09]
Ⅱ. Teil Schlußszene aus "Faust"
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出演 |
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
Christoph Eschenbach, conductor
PMFプレミアム・オーケストラ(管弦楽)
PMF Premium Orchestra
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収録 |
2019年7月21日 札幌コンサートホール Kitara
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販売価格 |
2,200円(税込)
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