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PMF2018は創設者レナード・バーンスタイン生誕100年にあたるアニバーサリー・シーズン。
そこで、今年のオリジナルTシャツは、バーンスタインへの感謝とリスペクトの気持ちをデザインで表現しました。
デザイナーは札幌で活躍する門間友佑(もんま・ゆうすけ)さん。若手グラフィックデザイナーの感性が生み出すオリジナルのデザインは出演者やスタッフ、ご購入者から大好評。過去2年連続で完売御礼の人気商品です!
そのまま着ても、ジャケットやパーカーを羽織っても良し。タウンでもアウトドアでも決まるシリーズ第3弾のPMF2018オリジナルTシャツで、感動をシェアしませんか。
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デザインのポイント
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五線譜はバーンスタイン氏が第1回のPMF1990で着用していた印象的なボーダーシャツをフィーチャーしています。 |
PMF2018とバーンスタイン生誕100年が同じシーズンであることを「ト音記号」と「&」で表現しました。 |
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『永遠の愛』や『繁栄』が花言葉のアイビーをあしらい、生涯、音楽と人に愛情を注ぎ続けたバーンスタイン氏への感謝の気持ち、国際教育音楽祭PMFが今後ますます発展してほしいという願いを込めました。 |
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札幌市出身。グラフィックデザイナーとしての活動を中心に、映像撮影・監督、アートディレクションなども行う。 |
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生地(色):アイビーグリーン
生地(素材):綿100%
サイズ:S、M、L、XL
販売価格:1,000円(税込) |
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PMF2018 オリジナルTシャツ
通販予約スタート!
【5月下旬(入荷予定)】
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アニバーサリー・シーズンとなるPMF2018の華やかな特別プログラムと指揮者をご紹介します。
今夏のPMFオーケストラにどうぞご期待ください!
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Program
バーンスタイン:交響曲 第1番 「エレミア」
マーラー:リュッケルトの詩による歌
チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
Date
7月14日(土) 苫小牧市民会館
7月15日(日) 札幌コンサートホールKitara
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Program
バーンスタイン:バレエ音楽 「ファンシー・フリー」
バーンスタイン:セレナード(プラトンの『饗宴』による)
バーンスタイン:交響曲 第2番 「不安の時代」
Date
7月21日(土) 札幌コンサートホールKitara
7月22日(日) 札幌コンサートホールKitara
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Program
モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K. 314(285d)
バーンスタイン:ハリル
マーラー:交響曲 第7番 ホ短調
Date
7月29日(日) 札幌コンサートホールKitara
7月31日(火) 広島国際会議場 フェニックスホール
8月 1日(水) サントリーホール
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PMF2018 チケット発売!
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春はチケット発売の季節。PMF2018フレンズ(賛助会員)先行割引予約とPMFオンラインサービス(無料ネット会員)先行予約を活用して、お目当ての公演チケットを早々に確保しましょう! |
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33年前もバーンスタイン・イヤーだった。1985年8月、広島平和コンサートでバーンスタインが指揮するベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第3番とバーンスタインの交響曲第3番「カディッシュ」を体感し、翌月、NHKホールでバーンスタイン指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団によるマーラーの交響曲第9番に抱かれた。大げさでも何でもなく、筆者の人生を変えたコンサートだった。
広島での衝撃的なライブ同様、席からしばらく立てなかったことを覚えている。満場のスタンディング・オベーションに加わり、手が痛くなるほど拍手したのは、オーケストラのメンバーが去り、バーンスタインがガウンのような黒いコートをまとい、独りでステージに登場した時だった。
コンサートマスターにハイム・タウブ(ギル・シャハムの先生)やモーシェ・ムルヴィッツ(広上淳一の音楽に共感を寄せ、広上と何度も共演した練達)、ヴィオラの首席にダニエル・ベニャミーニ(メータやバレンボイムとの録音も素晴らしい)、チェロの首席にミーシャ・ハラン(指揮者としても教育者としても素晴らしかった。さだまさしが好きで、彼の車にはカセットテープがいくつもあった)を擁していた当時のイスラエル・フィル。
そんな弦の偉人、達人たちが紡ぐ妖しい「うねり」「ねいろ」とバーンスタインの「祈り」は、まさに相愛だった。
レニーは、演奏活動のここぞという場面でマーラーの交響曲第9番を奏でた。イスラエル・フィルのほか、音楽監督を務めたニューヨーク・フィルで、マーラーを仲立ちに深い絆で結ばれていたアムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(現名称)で、そして、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で!
1979年10月4・5日、バーンスタインとベルリン・フィルの共演がついに実現した。カラヤンが(終身)首席指揮者を務めるベルリン・フィルの指揮台にバーンスタインが立つ。それだけでも音楽界は大騒ぎになった。それもマーラーの9番ということで、レニーの客演は近代演奏史のひとこまとなった。
どういう事情かリハーサル時間が非常に少なかった、らしい。レニーは知り合いのベルリン・フィル楽員を見つけては抱擁し、話し込み、リハーサルがなかなか始まらなかった(このシーンは小生もウィーンで何度も経験した)。オーケストラに戸惑いがあった──など、伝説や逸話は枚挙にいとまがない。
ライブが遺されている。お叱り覚悟で言えば、ライブゆえの「事件」も多発しているが、そんなことはどうでもいい。指揮者とオーケストラの壮絶な「丁々発止」に、奇蹟の融和が聴こえてくる。腕自慢が顔を揃えたベルリン・フィルも、日頃は意識しない自分たちの「すごみ」を再確認したのではないか。
レニー、この時61歳。ベルリン・フィルとの一期一会のマーラーの9番は、コンセルトヘボウ(1985年5〜6月)、イスラエル・フィル(1985年8月)の録音と並び、今もレニーを愛するファンの宝物である。
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※試聴できる期間はメール配信日から30日以内です。
あらかじめご了承ください。
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