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シネアド(映画館CM)を先行公開!
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“シネアド”とは、映画の本編が上映される前に流れる映画館CMのこと。作品に対する期待感が高まっている直前のタイミングで、多くの人にPMFのことを知ってもらおうと、映画同様の大スクリーンと音響システムで放映される“シネアド”を初企画しました。
日本語字幕、英語ナレーションのイメージCMです。7月からスタートする映画館での放映に先駆け、ミュージック・パートナーの読者の皆様に公開します!
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シネアド放映情報
7月1日(土)〜 7月28日(金) 札幌シネマフロンティア
(札幌市中央区北5条西2丁目 JRタワー ステラプレイス7階)
※ジョニー・デップ主演 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』 本編の上映前
※シーズンを問わず、札幌市の広報媒体等でも発信する予定です。
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投票は6月30日まで!
録音で聴く バーンスタイン思い出の名演
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2018年はレナード・バーンスタイン生誕100年の記念イヤー。人を愛し、音楽を愛した彼を讃えて、世界中で様々なコンサートやイベントが企画されています。PMFもプレイベントとして『バーンスタイン 思い出の名演』を開催。投票ページでは、“あなたが聴きたい名演”を募集中です!
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世界を代表する総合楽器メーカーのヤマハ。同社が技術の粋を結集したHiFiフラッグシップスピーカー「NS-5000」が、投票で選ばれたバーンスタインの名演に生命を吹き込みます。最高級スピーカーが再現する臨場感、圧倒的な迫力のサウンドが私たちに感動の音楽を届けることでしょう!
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夏空と緑と音楽と。
PMF2017野外コンサート
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もうすぐ音楽の夏が開幕!きっと、クラシック音楽が好きになる、PMFならではの清涼感あふれるコンサートをご紹介します。音楽が空と緑に溶け込むシーズンをPMF2017の野外コンサートでお楽しみください!
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PMF2017オープニング・コンサート
7月8日(土)13:00開演
札幌芸術の森・野外ステージ
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PMF大通公園コンサート
7月9日(日)17:00開演
大通公園西6丁目
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PMFアカプラ・コンサート
7月12日(水)18:00開演
札幌市北3条広場「アカプラ」
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ピクニックコンサート
7月30日(日)12:00開演
札幌芸術の森・野外ステージ
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PMFフレンズの方は会員証のご提示で「オープニング・コンサート」と「ピクニックコンサート」に優先入場いただけます。
※会員ご本人と同行者(人数制限なし)
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コンサートの情報は公式ウェブサイト、または最新版のパンフレットでご確認ください。
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早いもので「シーズン3」も今月号で後半に突入です。連載がスタートした頃には雪が残っていた札幌。その間、季節は進み、いよいよ“熱い夏”が訪れます。
前回、高山秀毅さんはエッセイの中で「私たち聴衆をもコントロールする強大な力。抗うことができない不思議な魔法にすっかり取り込まれてしまった。」とPMFに登場するマエストロの魔法について語っていました。
今月はPMFでもっとも魔法を放つマエストロ、レナード・バーンスタインから指導を受け、アカデミー生、日本屈指のプロオーケストラの首席奏者、楽器のプロデュースなど音楽家として活躍。自身もバーンスタインと同じ道を歩み、現在は音大で若手音楽家を育てる井手詩朗さんの登場です!
バーンスタインの面影や声、そして魔法の記憶を持つ井手さんの中で、PMFとはどんな存在なのでしょうか。 |
また札幌に熱い夏がやって来る!
札幌大谷大学芸術学部音楽学科 教授 井手 詩朗
地球温暖化が騒がれ出したのは、いつの頃からだっただろうか。札幌に戻ってきて3回目の夏がやって来る。
新日本フィルに入団して3年目、第1回のパシフィック・ミュージック・フェスティバルが開催された。まだ世間でも認知度が低く、オーケストラの募集も上手く行っていなかったのだろう。偶然にも北海道出身ということで要請が来たが(もちろんオーディションを受けて)、新日本フィルのメンバーの寛大な計らいで1ヵ月間、休むことを許され、PMF1990にアカデミー生として参加することができた。海外留学に憧れていたものの、行けなかった自分にとって、生まれ故郷のPMFが初めての海外短期留学のような不思議な体験となった。小澤征爾氏に憧れて新日本フィルに入り、その小澤先生も憧れる存在のバーンスタインに逢えるという期待を胸に、札幌へ向かったのを今でも鮮明に覚えている。
久しぶりの学生オーケストラ。教授陣の先生方によるレッスンでの話やメロディーの歌い方、アプローチの仕方などを聞き漏らさないように、こぼれ落ちないように、皆が必死だった。とりわけ印象に残っているのは、アジアや中南米出身の学生たちのパワーである。
バーンスタインのリハーサルは、オーケストラを指揮するというよりも、空中で音楽を操っているかの如く、オーケストラに新しい命を吹き込み、めきめき成長していく過程を見ているようだった。体調が優れなかったにもかかわらず、バーンスタインの音楽教育の在り方は、最初の年に彼自身が命を懸けてオーケストラに音楽を与え、その理念が歴代の芸術監督のもとで、この音楽祭に関わるすべての人々によって繋げられているんだなあ、と思う。マエストロ・ゲルギエフをはじめ、今年も世界中から集まるスーパースターたちと、これから世界の音楽界を担っていく若者たちとの夢のような1ヵ月が始まる。
札幌に温暖化の影響が現れ出したのは間違いなく1990年の夏からだろう。今年はさらに熱い夏になりそうだ。
井手 詩朗(いで しろう)
北海道千歳市出身。1985年、国立音楽大学を卒業。ホルンを市川雅敏、大阪泰久、千葉馨の各氏に師事。大学在学中に東京佼成ウインドオーケストラ入団。第11回ヤマハ新人演奏会に出演。第2回日本管打楽器コンクール(ホルン部門)第3位。88年、新日本フィルハーモニー交響楽団に移籍。第5回日本管打楽器コンクール(ホルン部門)第2位。
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89年、第21回 国際ホルンシンポジウム(ミュンヘン)にゲストプレーヤーとして参加。90年、第1回パシフィック・ミュージック・フェスティバルにアカデミー生として参加。
2015年3月末に27年3ヵ月在籍し、首席奏者をつとめた新日本フィルハーモニー交響楽団を退団。同年11月、ヤマハ株式会社より自身が開発に携わったホルンのニューモデル(YHR-869D/869GD)が発売されて大変好評を博す。
現在、札幌大谷大学芸術学部音楽学科 管弦打楽コース主任教授。国立音楽大学客員教授。
ヤマハ製品情報/カスタムホルン(YHR-869D/869GD)
札幌大谷大学 札幌大谷大学短期大学部
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