PMF Founded by Leonard BernsteinPMF MUSIC PARTNER 2016年2月号 vol. 16
 

この感動は、きっと宝物になる。〜PMF2016公式ポスターが完成〜

27回目となるPMF2016の公式ポスターが完成しました。芸術監督ワレリー・ゲルギエフの指揮でPMFオーケストラに躍動感が生まれる様子を表現したデザイン。今シーズンのアイコンとして順次展開していく予定です。
「この感動は、きっと宝物になる。」というフレーズのとおり、世界中から集まる優秀な若手音楽家たちが奏でる輝く音色にご期待ください!

第27回 PMF2016公式ポスター

期間中の公演情報を掲載したPMF2016スケジュールパンフレット(第1版)を発行しました。PMFフレンズ会員とPMFオンラインサービスにご登録されている皆様には、来月のDMでお届けします。

PMF2016スケジュールパンフレット(第1版)
PMF2016公式ポスター&スケジュールパンフレット
 

PMF2016オーディション結果発表!

PMF2016オーディションの結果が発表となりました!
2015年11月から2016年1月まで実施したアカデミー・オーディションには58ヵ国・地域から合計1,065人の応募があり、その中から28ヵ国・地域出身の若手音楽家97人が選ばれました。今回は初めてキューバから合格者が出ています。
今年の夏も、国籍や言葉の壁を乗り越え、音楽で結ばれたPMFアカデミー生が放つ感動の響きは、国際教育音楽祭PMFならではの“ハーモニー・オブ・ピース”、平和の響きとなるはずです。

PMF2016オーディション結果発表!

PMF2016オーディション結果
 

おすすめ公演ピックアップ

〜「バーンスタイン・レガシー・コンサート」と「PMFオーケストラ演奏会」〜

札幌を中心に北海道内と東京で約30公演を開催するPMF2016。おすすめ公演をピックアップしてご紹介します。

PMFを創設したのは20世紀を代表する指揮者で作曲家のレナード・バーンスタイン。おすすめ公演のひとつ目は、バーンスタインによる楽曲と彼が愛した作品をお楽しみいただける「バーンスタイン・レガシー・コンサート」です。創設者のレガシー(贈り物)に感謝とリスペクトを込めて、今年から公演名と内容をリニューアルします。

バーンスタイン・レガシー・コンサート 7月27日(水)19:00開演 札幌コンサートホールKitara

おすすめ公演の二つ目は、首席指揮者ジョン・アクセルロッドによる「PMFオーケストラ演奏会」です。指揮法をバーンスタインから学んだアクセルロッド。イタリア料理やワイン、ロックにも造詣が深い幅広い感性、これまでに世界各地の150を超えるオーケストラを指揮した豊富なキャリアとその手腕に期待が高まります。情熱のタクトに出会い、PMFオーケストラはめきめきと成長して波に乗ることでしょう!

PMFオーケストラ演奏会 <プログラムA> 7月23日(土)17:00開演 / 7月24日(日)14:00開演 札幌コンサートホールKitara・PMFオーケストラ演奏会 <プログラムB> 7月30日(土)17:00開演 / 7月31日(日)14:00開演 札幌コンサートホールKitara

PMF2016公演ポスター

PMF2016スケジュール
 
World Voice vol.6 世界で活躍するPMF修了生から届く声

これまでPMFで学んだ若手音楽家は世界74ヵ国・地域から約3,200人。
修了生たちがPMFの「過去」「現在」「未来」について語るコーナーです。

デイヴィッド・エルトンさん
(PMF2000、PMF2001)
出身国:オーストラリア
所属:シドニー交響楽団(首席トランペット奏者)
デイヴィッド・エルトン Copyright Keith Saunders
過去 オーディションに合格し、アカデミー生として音楽祭に参加した当時のPMFの印象や心に強く残っていることは?
PMFアカデミー生だった当時のことを思い出すと、心に残る印象がたくさんあります。多分、その中でいちばん強烈に残っているのは、マイケル・ティルソン・トーマスが指揮するマーラーの交響曲第3番の演奏会に出演したことです。不朽の作品とも言えるこの曲を、ロンドン交響楽団やウィーン・フィルの首席奏者たちに囲まれながら、マエストロと一緒に演奏したことは、若手音楽家として心の底から感激した忘れられない記憶です。翌年は札幌芸術の森・野外ステージでマエストロ、佐渡裕による魔法のようなブラームスの交響曲第1番を経験しました。
現在 1990年の創設から四半世紀が過ぎ、今では世界中に約3,200人のPMF修了生がいます。PMFは現在のあなたの音楽人生にどのような影響を与えていますか?
PMFの期間中には、たくさんの素晴らしい友情が生まれます。そして、幸運なことに私はPMFで出会った友人や仲間と今でも連絡を取りあっています。シドニー交響楽団に所属する数人を含め、国際的に活動するオーケストラやアンサンブルに所属し、世界各地で仕事をしている多くのPMF修了生です。世界中にいる音楽家たちと強いつながりを持っているのはまさに財産で、旅行やコンサートツアーで彼らと再会し、共演するのは信じられないほど嬉しいことです。
未来 創設者バーンスタインの思いを受け継ぎ、これからもPMFは音楽を通じて人を育て、多くの人々と音楽の感動を分かちあうことでクラシック音楽文化の発展と世界の平和に貢献したいと考えています。あなたはPMFにはどんな音楽祭であってほしいですか?
固有の演奏スタイルや楽曲に対する様々なアプローチを持つ若手音楽家たちが世界中から集まり、一致団結してオーケストラ曲や室内楽を演奏するPMFの取り組みは、これからも演奏者と聴衆の両方を勇気づけていくと思います。切磋琢磨しながら一緒に演奏したという特別な絆は、PMFに参加した年や世代が違っても、私たちみんなが共有できる強力なつながりです。美しく文化の薫り高い札幌の街で、新しい友人や古くからの仲間たちと素晴らしい曲を演奏して一緒に時を過ごす以上の夏なんて、私には思い浮かびません。

デイヴィッド・エルトン(David Elton)
西オーストラリア交響楽団とアデレード交響楽団の首席トランペット奏者を経て、2012年からシドニー交響楽団首席トランペット奏者をつとめる。これまでにマーラー・チェンバー・ブラスとワールドブラスのメンバーとして世界中でツアーに参加し、マーラー・チェンバー・オーケストラ、ニューヨーク・フィルハーモニック、オーストラリア室内管弦楽団、香港フィルハーモニー管弦楽団、シンガポール交響楽団、メルボルン交響楽団など数々のオーケストラで客演首席奏者として出演。
ソリストや室内楽奏者としても定評があり、自身のために書かれたジェームズ・レジャーによるトランペット協奏曲を西オーストラリア交響楽団と世界初演しているほか、オーストラリア室内管弦楽団、アデレード交響楽団、キャンベラ交響楽団と共演し、協奏曲を演奏している。近年はセラフィム・トリオとオーストラリア国内をツアーし、ヨーロッパやアメリカでリサイタルやマスタークラスを開催している。
現在、オーストラリア国立音楽院で金管楽器の指導にあたる。これまでに西オーストラリア・パフォーミングアート・アカデミーの金管セクション主任、シンガポールのヨン・シュー・トー音楽学校で客員教授をつとめた。
オーストラリア・ブラス・クインテットの創設メンバーのひとりであり、オーストラリア・ワールド・オーケストラのメンバーをつとめる。

趣味
長距離走、トライアスロン、コーヒー、そして、よく食べよく飲むことです。

 
本メールは「PMFオンラインサービス」にご登録いただいた方を対象に配信しております。
●登録内容の変更・配信停止 https://yyk1.ka-ruku.com/pmf-s/ ※ログインしてお進みください。
●当メール配信サービスに関するお問い合わせ・ご意見などはこちらまで musicpartner@pmf.jp
4月24日(日)午前10時から「PMFオンラインサービス」でPMF2016コンサートチケットを
お買い求めいただくことができます。

公益財団法人パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会

[Webサイト] http://www.pmf.or.jp/
〒060-0052 札幌市中央区南2条東1丁目1-14 住友生命札幌中央ビル1階
TEL : 011-242-2211  FAX : 011-242-1687
(c) PACIFIC MUSIC FESTIVAL ORGANIZING COMMITTEE all rights reserved.※本メール内容の無断転載を禁じます。
PMF Facebook PMF公式ページ Twitter PMF公式ページ PMF公式 Instagram