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指揮者変更のお知らせ |
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準・メルクル |
アンドリス・ポーガ |
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首席指揮者として参加を予定していましたデイヴィッド・ジンマン氏は、健康上の理由から現在、活動を一時休止しています。
ジンマン氏はニューヨークで股関節置換の手術を受け、早期に指揮活動を再開してPMF2015に参加することを希望されていましたが、医師からの助言を受け、急遽参加を取り止めることとなりました。
ジンマン氏に代わって、PMFオーケストラのプログラムAは準・メルクル氏が、プログラムBはアンドリス・ポーガ氏が指揮をつとめます。
指揮者の変更にともない、プログラムBは演奏曲目が一部追加・変更となります。
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なお、ご希望の方には特例としてチケットの払い戻しを申し受けますので、公式ウェブサイト等で詳細をご確認ください。
ジンマン氏の公演を楽しみにチケットをご購入いただきましたPMFフレンズ会員の皆様をはじめ、お客様に深くお詫び申し上げます。
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響きあう醍醐味「PMFブレンド」〜PMF×丸美珈琲〜
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「オーケストラもコーヒー豆も、響きあい、ひとつになることで感動が生まれる」がコンセプトのPMFブレンド。ご好評につき、今年も販売することが決定しました。
ブレンドを手掛けるのは、2009年にドイツのケルンで開催されたテイスティング大会で世界3位、2011年には焙煎技術日本一に輝いた丸美珈琲店のオーナーでバリスタの後藤栄二郎氏です。
オーディションで選ばれた世界23ヵ国・地域出身のアカデミー生で編成されるPMFオーケストラの演奏と同じように、産地や品種が違うコーヒー豆から広がるブレンドの芳醇な味わいから、響きあう醍醐味を楽しんでみませんか? |
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読者プレゼント!
PMFブレンド(100g)と丸美珈琲の手作りクッキーをセットで5名様にプレゼントします。ご希望の方は①氏名②住所③電話番号④PMF MUSIC PARTNERの感想や企画してほしい内容などをお書き添えのうえ、musicpartner@pmf.jp 宛てにメールでご応募ください。 |
応募締切 6月19日(金)
※メールの件名に「PMFブレンド希望」とご記入ください。
※当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。 |
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ライブラリアンの仕事 |
オーケストラや室内楽の楽譜の調達と管理を担当するライブラリアン。現在、PMFライブラリは7月から始まる練習と本番に向けて作業が山場にさしかかっています。 |
バーンスタインのキャンディード序曲も大切に保管しています。 |
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弦楽器の楽譜にはボーイングと呼ばれる弓の動きを、ひとつひとつ鉛筆で丁寧に書き込んでいきます。 |
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オーケストラのパート譜を細かくチェック。ミスは許されない大切な仕事です。 |
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5月のはじめ、北都にようやく桜の季節が到来しました。雪解けを経て命を吹き返した色とりどりの木々や花々に囲まれながら、バーンスタイン プレイスは初めての春を迎えています。今月は春光のなかで佇むバーンスタイン像の表情をお届けします。 |
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各界で活躍中の方々にPMFの魅力を語っていただく「リレーエッセイ」。
前回、プロデューサーの田中 泰さんはPMFについて、「四半世紀前のあの日あの時、東京で最後の力を振り絞っていたバーンスタインのもとに駆け寄って『あなたが植えた音楽という名の苗木は、北の大地で立派に育ち、素敵な花を咲かせることになりますよ』と囁きたい」と書いてくださいました。
今回は、そのレナード・バーンスタインから学び、現在は札幌交響楽団のコンサートマスターとして活躍する大平まゆみさんにPMFの魅力を語っていただきましょう。 |
夏の思い出 |
札幌交響楽団コンサートマスター 大平 まゆみ |
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短期間の素晴らしい経験がその人の人生を大きく変えてしまう…学生時代に参加したアメリカのタングルウッド音楽祭が、私にとってはまさにそれだった。
留学して1年が経ち、やっとアメリカでの学生生活にも慣れた頃に飛び込んでいった音楽祭。世界中の若くて活気に満ちた音楽家たちが集まり、バーンスタイン、小澤征爾、テンシュテット…という世界一流の指揮者のもとで音楽三昧の2ヵ月間。ボストン交響楽団との共演もあり、コンサートマスター、シルバースタイン氏にプライベートレッスンも受けた。室内楽、演奏会に明け暮れる毎日は夢のように過ぎていった。プロの演奏家になるということはこういうことなのだ、とその世界を垣間見て強く憧れた。
1990年にバーンスタインにより札幌でスタートしたPMFは世界的にも大きな話題になり、当時東京に住んでいた私も興味を持っていろいろな記事を読んでいた。まさか自分がその札幌に住むことになり、札響をとおしてPMFに参加したり、毎夏そのコンサートを楽しめるようになるとは予想もできなかったことだ。
高レベルでエネルギッシュな演奏には毎年強烈な刺激を受けている。中でも忘れられない演奏は、リッカルド・ムーティ指揮のシューベルト交響曲第9番「ザ・グレイト」(PMF2007)。とても長い大曲なのだが、美しく、生き生きとした演奏に、ぐいぐいと引き込まれていった。私がオーケストラの演奏を聴いて涙した唯一のコンサート、今思い出しただけでもその余韻に浸ることができる。
今年はどのコンサートに行けるか、スケジュール表とにらめっこしている。そして、どんな素晴らしいプレーヤーを聴くことができるか、とても楽しみだ。
今年のPMFもたくさんの若い演奏家たちの人生を大きく変えることになるだろう、と思うとワクワクする。心から応援している。 |
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大平 まゆみ(おおひら まゆみ)
仙台市出身。東京芸術大学附属音楽高等学校卒業、同大学入学3ヵ月後にアメリカ、サンフランシスコ音楽院に招待留学。コールマン室内楽コンクール第1位、タングルウッド音楽祭では最優秀ヴァイオリニストとしてシルバースタイン賞を受賞。数々のオーケストラのゲストコンサートマスターを経て、1998年に札幌交響楽団のコンサートマスターに就任し現在に至る。音楽の力をもっと多くの方に伝えられるよう、病院や施設での演奏、講演会など、年間250回もの公演を精力的に活動中。
●大平まゆみ オフィシャルサイト
http://www.mayumi-oh.com/
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