東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科卒業。東京藝術大学大学院在学中、ドイツのエアフルト歌劇場に研修生として所属。同歌劇場にてフンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」砂の精・露の精役でオペラデビュー。その後ライプツィヒ歌劇場で研鑽を積む。ドヴォルジャーク国際声楽コンクールオペラ部門第1位、歌曲部門第3位をはじめ、スロヴァキアやポーランドのコンクールで入賞。在欧中にモーツァルト「魔笛」夜の女王役（スロヴァキア国立コシツェ歌劇場）、ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」ロジーナ役、ヴェルディ「リゴレット」ジルダ役を演じる。コンサートではポーランド国立放送交響楽団などと共演。第18回日仏声楽コンクール第1位をはじめ、第83回日本音楽コンクール第2位・岩谷賞受賞、第7回静岡国際オペラコンクール入選。2015年3月には小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIII「子どもと魔法」羊飼いの娘／ふくろうのカヴァーで出演予定。歌曲の演奏にも力を入れており、ドイツ語、フランス語、チェコ語など様々な言語をレパートリーとする。これまでに桜井真知子、直野資、森晶彦、エヴァ・ブラホヴァー、レギーナ・ヴェルナー・ディートリッヒ、ワルター・ムーア、スーザン・マノフ、イザベル・ガルシサンス各氏に師事。二期会会員。2015年4月から国立音楽大学の非常勤教員をつとめる。PMFには初めての参加。