京都市立芸術大学卒業。レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。95年第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクールに優勝し「レナード・バーンスタイン桂冠指揮者」の称号を授与される。
現在拠点をベルリンに置き、パリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団等一流オーケストラを毎年多数指揮している。2015年9月からオーストリアを代表する、107年の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任する。
海外のオペラ公演でも実績を重ねており、07年、オランジュ音楽祭の「蝶々夫人」（演奏：スイス・ロマンド管弦楽団）、10年トリノ王立歌劇場「ピーター・グライムス」、12年同歌劇場「カルメン」などがある。
国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者をつとめるほか、「題名のない音楽会」（テレビ朝日系列）の司会者をつとめている。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」（新潮文庫）、「僕が大人になったら」（PHP文庫）など。
PMFには、90年の第1回に指揮者として参加し、92年から97年まではPMFオーケストラ・レジデント・コンダクターをつとめ、98年、99年に指揮者、01年にPMF2001バーンスタイン・メモリアル・コンダクターをつとめた。PMFには13年ぶりの参加。